宇野昌磨 V3へSP首位! 4回転2本決め今季世界最高107・72点「とてもいい演技」「日々の練習に絶対的な自信持っている」
「フィギュアスケート・世界選手権」(21日、モントリオール)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、宇野昌磨(26)=トヨタ自動車=が今季世界最高の107・72点で3連覇へ首位発進した。
冒頭の4回転フリップを4・56点もの加点が着く出来栄えで成功。続く4回転-3回転の連続トーループも降り、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決めた。演技後は両手でガッツポーズをして喜んだ。
試合後の記者会見では「とても自分にとってもいい演技だったと思います。ジャンプを成功させることができましたし、会場のたくさんのお客さんの声援を肌で感じて滑ることができた。すごくうれしく思っています」とうなずいた。
試合への思いを問われると、「僕が今試合に対する考え方は統一していて、もちろん大きな大会や小さい大会はあるかもしれませんけども、やってきたことを試合だけ成功させるというよりも、自分がベストだと思う練習を毎日してきている。その結果が良い方に向こうと悪い方向に向こうと、日々の練習の仕方に僕は絶対的な自信を持っているので、失敗でも受け入れようと思いますし、もちろん成功した今日はとてもうれしく思いますけども、失敗していても納得していたかなと思います」と明かした。
23日のフリーまで中1日となる。「最近日々練習していて、この2人(会見に登壇した鍵山とマリニン)と比べると年齢を重ねているので、あしたはしっかり休みたいなと思います」と話した。
鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が106・35点で2位、イリア・マリニン(米国)が105・97点で3位、三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が85・00点で10位だった。