早田ひな、2勝で日本生命決勝進出に貢献 「挑戦者のつもりで頑張りました」 ビクトリーマッチ決め両手突き上げ喜ぶ
「卓球・Tリーグ・女子プレーオフ準決勝、日本生命3-2日本ペイント」(23日、代々木第二体育館)
レギュラーシーズン2位の日本生命は、同3位の日本ペイントに3-2で勝利し、24日の決勝に進出した。今夏のパリ五輪代表の早田ひなが横井咲桜に3-1と貫禄を見せ、ビクトリーマッチでも勝利。チームを勝利に導いた。
早田の1試合目では、第1ゲームを落としたが、すぐさま第2ゲームを奪い返すと、第3ゲーム、第4ゲームでも流れを失わなかった。勝利を決め「1ゲーム目撮られて、受けてやると勝てないなと思った。挑戦者のつもりで頑張りました」と、コート上でファンの声援に応えた。
その後、ビクトリーマッチで横井と再戦。途中まで劣勢だった試合を逆転すると、両手を突き上げて喜んだ。「ベンチや観客の方が後押しさせてくれた」と感謝し、「第3マッチの1ゲーム目は世界選手権が終わってから状態が落ちていて、それが出てしまった。『今日はいつもの自分じゃないな』と挑戦者のつもりになった。その勢いで勝つことができた」と振り返った。
決勝は神奈川と対戦する。「昨シーズンはファイナルで負けていて。でもそれも互角の戦いだった。この舞台をしっかり楽しんで、応援してもらえるようにしたい」と力強く意気込んだ。