宮城野部屋が春場所終了 師匠代行は力士ねぎらう

 大相撲の元幕内北青鵬の暴力問題で揺れた宮城野部屋が24日、春場所千秋楽を迎え、師匠を外れた宮城野親方(元横綱白鵬)の代行を務めた玉垣親方(元小結智乃花)は「いつもの場所とは違う中で、力士は15日間よく頑張った。精神的にきつかったと思う」とねぎらった。師匠代行は今場所限りで退くという。

 当面閉鎖の方向で検討中の宮城野部屋の受け入れ先は所属する伊勢ケ浜一門が日本相撲協会と調整し、28日の理事会で決まる見通し。転籍する場合は師匠、弟子ら部屋全員で移る。

 宮城野部屋は2月下旬の大阪入り後から不要不急の外出を自粛し、力士には戸惑いもあった。

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