宮城野部屋事実上一時閉鎖 4月から「一門預かり」 伊勢ケ浜部屋に全員移籍 宮城野親方は師匠として再教育

 日本相撲協会は28日、都内で定例理事会を開き、元幕内北青鵬の暴行問題のあった宮城野部屋を4月から事実上の一時閉鎖となる一門預かりとし、宮城野親方(元横綱白鵬)や十両伯桜鵬ら力士、行司ら所属する全員を同じ伊勢ケ浜一門の伊勢ケ浜部屋に移籍させることを発表した。

 預かりの期間は未定。1場所ごとに伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と一門の理事である浅香山親方(元大関魁皇)から、協会執行部が状況報告を受ける。預かりの解除は、その報告を受けて決める。宮城野親方には27日に通達したという。

 宮城野親方は部屋付き親方として、師匠としての再教育を受ける。佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)は「今後の宮城野親方にとってベストな方法を執行部と一門とで話し合ってきた。何度も制裁を加えているわけでもない」と説明。将来の部屋再興の可能性を認め「しっかり頑張ってもらって、力士たちがいい環境で稽古できるように、立派な師匠になってほしい」と出直しを期待した。

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