日本相撲協会は29日、大相撲春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士(伊勢ケ浜)が31日から三重県伊勢市の伊勢神宮で始まる春巡業を休場すると発表した。診断内容は「右足関節捻挫、靱帯(じんたい)損傷」。
春場所で5勝10敗と不振だった大関霧島は「頸部(けいぶ)挫傷、両肘挫傷、右上腕三頭筋腱炎(けんえん)」、かど番脱出後の14日目から休場した大関貴景勝は「右大胸筋損傷、頸椎(けいつい)神経根症」を理由にそろって巡業に不参加。他に幕内の明生、剣翔、玉鷲、島津海も休場する。腰痛で春場所を途中休場した横綱照ノ富士は巡業に参加する。