村尾が優勝、斉藤決勝へ 柔道GS、ウルフは3位決定戦

 【アンタルヤ(トルコ)共同】柔道のグランドスラム(GS)アンタルヤ大会最終日は31日、トルコのアンタルヤで男女計5階級が行われ、パリ五輪代表内定選手が出場した日本勢は、男子90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)が初戦の2回戦から5試合を制して優勝した。準決勝は一昨年世界王者のダフラト・ボボノフ(ウズベキスタン)、決勝はアゼルバイジャン選手に一本勝ち。

 男子で100キロ超級の斉藤立(国士舘大)は決勝に進出。初戦の2回戦から4試合を勝ち抜き、五輪制覇2度のテディ・リネール(フランス)に挑む。東京五輪金メダルで100キロ級のウルフ・アロンは、敗者復活戦を制して3位決定戦に進んだ。

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