ソフトボール元日本代表・上野 JDリーグ、クローザーでの全試合登板を宣言 28年ロス五輪へ「選手でやれる限りは繋げたい」

 JDリーグの会見に出席したビックカメラ高崎・上野(前列右から4人目)とトヨタ・後藤(同右から3人目)ら各チームの選手たち
 JDリーグの会見に出席したビックカメラ高崎・上野(前列中央)とトヨタ・後藤(同右から2人目)ら各チームの選手たち
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 女子ソフトボールのJDリーグが2日、「ニトリJDリーグ2024」の開幕を前に都内で会見を行った。昨季は優勝を逃したビックカメラ高崎の上野由岐子投手(41)は、今季はチームのクローザーとしての全試合登板を目標に掲げた。

 JDリーグは今年が発足3年目のシーズン。12日に東地区が、13日に西地区が開幕し、全16チームが各29試合を戦い、プレーオフ、そして日本一を決めるダイヤモンドシリーズ進出を目指す。

 「今年は本当に楽しみ。どれぐらい自分の球を投げ続けられるか。いろいろなものに常にチャレンジしていきたい」と話した上野。その上で、「昨年からリリーフ登板の形が増えた。今年はクローザーとしての立ち位置をしっかり作り、全試合登板をできるようなコンディション調整をしたい」と意気込みを示した。

 女子ソフトボールは28年のロス五輪で競技復活が決定しているが、上野は「五輪を意識することは今の段階ではない。私にとっては1年1年が大事、それが2、3年続いて五輪という舞台が見えてくるのかなと思うし、選手でやれる限りはちゃんとつなげていきたい気持ちは持っている」と話した。

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