日本バレーボール協会が新エンブレム発表 女子代表「火の鳥ニッポン」、男子代表「龍神ニッポン」の愛称は廃止
日本バレーボール協会(JVA)が2日、都内で会見を行い、新たなエンブレムを発表した。同協会の基本理念「“つなぐ力”を世界に育む」に基づき、これからは小学生から日本代表、男女も関係なく競技に関わる全ての人が同じエンブレムが掲げることになる。それに伴い、これまで親しまれてきた男子日本代表の「龍神ニッポン」、同女子の「火の鳥ニッポン」の愛称は廃止となる。「龍神-」、「火の鳥-」は2009年に一般公募により決定。15年に渡って使用されてきたが、異例の廃止となった。
会見に出席した男子の西田有志(パナソニック)は「シンプルかつ分かりやすい」とうなずき、今季までVリーグ女子の東レに所属していた関菜々巳は、「今までの(代表の)練習着に(エンブレム)は入っていない。新鮮な気持ち。チームとして一体感が生まれるのかな」と歓迎。古賀紗理那(NEC)は「(全世代が同じロゴを付けるのは)心強いし、一緒に戦っていけたら」と話した。
また男子日本代表の新ユニホームも発表。幸福への思いが込められた日本の伝統模様「矢がすり」が描かれたデザインで、男子の山内晶大(パナソニック)は「今までにないデザイン。黒、グレーの配色。新しいシーズンを迎えるに当たって、いい」と笑顔を見せた。