AS日本代表 デュエット新テーマは“ペガサス” 16歳の比嘉「ガオガオ系だったので羽ばたき系を」

 アーティスティックスイミング日本代表が7日、都内で練習を公開した。

 昨年の世界選手権(福岡)金メダリストの安永真白、比嘉もえ組(井村ク)が演技するデュエットフリールーティン(FR)のテーマを「ペガサス」に変更。昨年は「黒豹(ブラックパンサー)」だった。比嘉は「前はガオガオ系だったので、羽ばたき系をやってみたかった」と16歳らしい表現で選曲理由を説明し、「(演技は)優雅で強い感じ」と明かした。

 また2月の世界選手権(ドーハ)で、7位と伸び悩んだチームアクロバティックルーティン(AR)のテーマも「アリゲーター」に変更した。これまで1人だったジャンパーを4人に増やすことで負担を減らし、さらに難度の高いリフト技を追求していく。世界的にはジャンパー専属が主流。異例の作戦となるが、中島貴子ヘッドコーチは「1人でジャンパーをやることは精神的な責任がすごい大きい。数名で分ける方が分散できる。練習の数も何回もできる」とメリットを語った。

 次戦はワールドカップ・フランス大会(5月3~5日)。五輪のテスト大会として開催され、会場も本番と同じプールが使用される。中島コーチは「(五輪に出場する)各国が出てくる。ステージの作り、プール、観客席など本番を想像しながら戦いたい」。16年リオデジャネイロ五輪以来のメダル奪還へ、夏につなげる舞台にする。

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