杉原愛子 3大会連続五輪出場狙う大一番へ「ワクワク」「体操の魅力を桜のように満開にお披露目したい」

 「体操・全日本個人総合選手権」(11日開幕、高崎アリーナ)

 体操女子で16年リオ五輪、21年東京五輪代表の杉原愛子(TRyAS)が10日、公式練習に臨んだ。「調子が上がってきているので、明日の試合が早くしたくてワクワクしています」と目を輝かせた。

 杉原は21年東京五輪のあと、一度は競技生活にひと区切りをつけたが、昨年6月に1年ぶりに現役復帰。現在はパリ五輪出場を目指している。1月には活動資金としてクラウドファンディングで約500万円を集め、2月には16年リオ五輪の金メダリストであるシモーネ・バイルズらが練習する米国のクラブチームで2週間の合宿を敢行した。

 7時~10時30分、14時~17時までの1日6時間半の練習を「びっちり」行ったことで、「世界トップの練習を一緒に行えたことは、ある意味自信にもつながった」と大きな刺激にもなった。当初予定していた300万円を大きく上回る多額のクラウドファンディングに「感謝の気持ちを忘れたらあかんと思ったし、こんなに自分を応援してくれるファンがいるからもっと楽しみながら頑張りたい」と気も引き締まっている。

 3年ぶりに出場する今大会は「挑戦者」として挑む。上位に入れば3大会連続の五輪出場に大きく近づく大一番へ、「体操の魅力を4種目、桜のように満開にお披露目できるように頑張りたい」と明るく意気込んだ。

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