日本クレー射撃協会は10日、女子で五輪に5度出場し、2022年に競技の第一線を退いた中山由起枝氏(45)が、1日付で日本代表のヘッドコーチ(HC)に就任したと発表した。中山氏は協会を通じ「選手のサポート体制を整え、みんなで志を一つにして盤石なものになるよう全身全霊で尽力します」とコメントした。
栃木県出身の中山氏は、00年シドニー大会で五輪に初出場し、08年北京大会で4位。21年の東京大会は混合トラップで5位となった。引退後は、同協会のアスリート委員会副委員長を務めた経験もある。
28年ロサンゼルス五輪を見据えた強化プランの構築、強化選手の選考規定の整備などに取り組む。