初V狙う宮田笙子が首位発進 15歳・中村遥香2位、3大会連続五輪狙う杉原愛子が3位 パリ五輪切符かけ全日本開幕
「体操・全日本個人総合選手権」(11日、高崎アリーナ)
今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねて女子予選が行われ、初優勝を狙う宮田笙子(順大)が54・966点で首位発進した。15歳の中村遥香(なんばク)が53・966点で2位。日本女子3人目の3大会連続五輪出場を狙う杉原愛子(TRyAS)が53・432点で3位だった。
岸里奈(戸田市スポーツセンター)が53・232点で4位、岡村真(相好体操ク)が53・131点で5位、左脚前十字靱帯損傷から復帰した山田千遥(ミズトリスポーツク)が52・699点で6位、相馬生(うい、バディ塚原ク)が52・365点で全体7位となった。
前回女王で、22年世界選手権平均台金メダルの渡部葉月(筑波大)は、昨年8月に左膝前十字靱帯損傷となった影響もあり、47・733点の47位だった。
女子決勝は13日に行われる。
◆体操女子のパリ五輪代表選考 5人が代表で、女子は全日本選手権の得点を持ち点に争う5月のNHK杯(高崎アリーナ)の上位4人とチーム貢献度で1人が代表入りする。