東京Vがフラッグフットボール参入 NFLに最も近づいた男・木下典明が参加 28年ロス五輪目指す
一般社団法人東京ヴェルディクラブは12日、総合型クラブ化の一環として、新競技「フラッグフットボール」参入を決めたと発表した。アメリカンフットボールの国内トップリーグ「Xリーグに所属し活躍中の選手を中心に、全日本選手権制覇と、その先にある2028年ロサンゼルス五輪を見据え、日本代表選手を多く輩出することを目標に活動するとした。
NFLに最も近づいた男、木下典明を選手として迎え入れ、Xリーグ所属選手はフラッグ選手とアメフト選手を兼任することで、国内トップレベルのチームを発足する。
木下はアメフトの立命大、オービックでWRとして活躍。2007、08年にはNFLファルコンズのキャンプに参加した。
リリースでは「2025シーズン、全日本選手権制覇を目指すと同時に日本代表選手を多く輩出出来るよう活動していきます。来る2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えたチーム作りを意識し、国内フラッグ業界に革新的なムーブメントを起こします」と説明した。
東京Vの森本譲二代表理事は「アメリカンフットボールを起源としたこの種目は2028年のロサンゼルスオリンピックの正式種目として決定しておりますが、ヴェルディクラブはフラグフットボールの普及にとどまらず、国内の競技レベルの底上げ、日本代表選手の輩出を目指し、世界を目指す総合クラブとしてフラグフットボールチームと共に更に前進していきたいと思います」などとコメントした。