大坂なおみ世界50位に快勝 約1年7カ月ぶり&ママとして初の国内プレー白星「みなさんの前でプレーできてうれしい」

 シングルスでカザフスタン・プチンツェワにストレート勝ちし観客の祝福に応える大坂なおみ(撮影・開出牧)
 強烈なバックハンドで試合を決めた大坂なおみ(撮影・開出牧)
 試合前、対戦相手のカザフスタン・プチンツェワ(右)とコートに並び立つ大坂なおみ(撮影・開出牧)
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 「女子テニス・ビリー・ジーン・キング杯・予選、日本-カザフスタン」(12日、有明コロシアム)

 シングルスの第2試合が行われた。元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)は、世界50位のユリア・プチンツェワを相手に6-2、7-6でストレート勝ち。出産後初で、22年9月以来の国内プレーを白星で飾った。

 第1セットは、第5ゲームから4連続で奪って先取。第2セットは互いにキープし、タイブレークの末に勝利した。持ち味の強烈なショットから主導権を握る場面が多く、サービスエースも連発。相手の好ショットには惜しみなく拍手を送るなど、精神的な余裕ものぞかせた。

 日本のコートに立つのは約1年7カ月ぶり。平日の午後2時からの試合にもかかわらず多くの観客が駆けつけ「なおみー!!」と歓声が飛び交った。大坂は日本語で「本当にありがとうございます」と応援に感謝。その後は英語で「1番素晴らしい雰囲気でプレーできた。(日本の)みなさんの前でプレーすることができてうれしい」と笑顔を見せた。

 12日にシングルス2戦、13日にシングルス2戦とダブルス1戦を行う3戦先勝方式で、パリ五輪の出場資格にも関わる今大会。勝利すれば11月の決勝大会(スペイン)に進み、負ければプレーオフに回る。

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