北口榛花が赤面…女子バスケ選手への憧れ告白 パリ五輪で“共闘”心待ちも「選手村で会っても話せない」「呼吸止まるかも」
陸上女子やり投げでパリ五輪代表の北口榛花(26=JAL=が12日、練習拠点を置くチェコから帰国し、都内で会見を行った。昨年世界女王に輝いた期待の投てきヒロインは「(強化時期に)やりたいことはやれた」と一定の手応えを強調。「これからシーズンインして試合に出ていきながら、100%以上の出来でパリを迎えられたらいい」と本番での爆発を期した。
東京五輪に続く自身2度目の夢舞台が着々と近づいているが、「五輪を一度経験して、五輪とは何かを知ってパリに臨めるのは大きい」と威風堂々。また、幼少期から水泳、バドミントンなどさまざまなスポーツに親しんできた北口は、パリ五輪の他競技にも興味津々で「私は女子バスケットが好きでよく見ている。今回パリでも(日本代表が)出ているが、たぶん選手村で(選手に)会っても話しかけられないと思う」と照れながら告白した。
日本選手団として“共闘”することも決まっているものの、「いざ本物を目にすると声をかけられないと思うが、ずっと応援しています。私の方が若いので(礼儀として)私から声をかけないといけないが、ちょっと勇気が足りないです。呼吸が止まっちゃうかもしれない」と赤面し、笑いを誘った。
今季初戦としてダイヤモンドリーグ第2戦(27日、中国)に出場予定。「自信を持って試合に臨めるタイプではないので、昨日(大会の)エントリーが出て今が一番緊張している。心臓があと2週間持つか心配なんですけど(笑)、中国で去年と同じように(いい形でシーズンに)入れたらいい」と笑った。