デンソーが富士通破りV逆王手! 最大12点差逆転 エブリン吠えた!決めた!最多17得点でチームけん引「よっしゃ!」

 声を出してチームを鼓舞する馬瓜エブリン
 チームを鼓舞する馬瓜エブリン(中央)
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 「Wリーグ・プレーオフファイナル、デンソー73-62富士通」(14日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 2戦先勝方式のファイナル第2戦が行われた。13日の第1戦で敗れて崖っぷちだったデンソーが、富士通を73-62で撃破。第1クオーターで付けられた最大12点差を逆転し、初優勝に王手をかけた。

 第1クオーター(Q)は12-24、第2Qは33-37と常に追いかける展開で迎えた後半。日本代表の馬瓜エブリン(デンソー)が躍動した。開始すぐに2点シュートを決めると、3本の3点シュートもさく裂させた。チーム最多の17得点。仲間の背中をたたく姿や、ベンチでも座らずに声を出す場面が目立ち、常にチームを鼓舞。プレーだけでなく、ムードメーカとしての役割を果たした。

 最終Qも流れをつかんだデンソーのペース。篠原華実、日本代表の赤穂ひまわりの得点、高田真希の体を張った守備も光り、最後は11点差をつけて勝利した。

 場内インタビューで馬瓜は「ありがとうございます!よっしゃ!」と喜び爆発。「前半苦しい時間帯があったけど、なにをやるかを明確にして、声をかけてできたのがよかった。この流れで明日も勝利をつかみたい」と爆音でさけび、15日の最終戦へ気合を入れた。

 この日はWリーグ史上最多の7168人の観客が集まった。最終戦は15日午後7時から行われる。

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