大相撲 新弟子二次検査を1人受検 体格基準未満者への運動能力テスト12年ぶり実施

 日本相撲協会は17日、東京・両国国技館で大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の御免祝いを開き、場所前後の主な日程を発表した。

 19日には新弟子二次検査が行われ、元村康誠(15)=佐渡ケ嶽=が受検する。昨年9月に新弟子検査の体格基準が事実上撤廃され、身長167センチ、体重67キロの基準未満でも二次検査の運動能力テストで合否を決めることに規則が一部変更されて以降、初めての受検者となる。

 体格基準に満たない志望者が受検する運動能力テストは「第二検査」の名称で2001年初場所から12年春場所まで行われ、合格者から元関脇豊ノ島、元幕内照強ら7人が関取となった。12年ぶりの復活となる今回の運動能力テストでは、背筋力、握力、反復横跳び、ハンドボール投げ、上体起こし、立ち幅跳び、50メートル走の7種目が実施される。

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