ジャパンビーチバレーボールツアー２０２４の開幕記者会見が２３日、都内で行われた。５月１０日から始まる平塚大会を皮切りに、全１０大会を全国各地で実施する。

　会見に出席した女子の菊地真結（トーヨーメタル）は「表彰台に上がること」と気合。ＶリーグのＷＤ名古屋に所属し、６人制との“二刀流”に挑む水町泰杜（トヨタ自動車）は「不安より、早くやりたいワクワクした気持ちが大きい」と胸を躍らせた。

　日本バレーボール協会の川合俊一会長のイチオシは、ナイターで行われる立飛大会（７月１３～１４日）。「（コートを照らす照明の）光が選手に当たって、（飛び散った）汗が光ってめちゃめちゃかっこいい」とポイントを語った。

　今夏のパリ五輪では、エッフェル塔のふもとに広がるシャン・ド・マルス公園に数トンの砂を引いて試合が行われる。男女はまだ五輪切符を獲得できておらず、コンチネンタルカップ（６月２１～２３日、中国）の優勝チームに与えられるアジア枠を狙いに行く。男子の黒川魁（ＮＴＴコムウェア）は「期待に応えられるように頑張りたい」と意気込んだ。