陸上のマラソン男子で２１年東京五輪６位入賞の大迫傑（ナイキ）が２６日、札幌三越でのイベント「大黄金典」に関する、「ＳＧＣ　純金の感謝状授与式」に出席した。

　金製品の製造・販売や貴金属の買取業務を行うＳＧＣから、日頃から走り続ける姿で多くの人を勇気づけていることへの「純金の感謝状」が贈呈され、「純金ってすごいですよね。いつも以上に気が引き締まる表彰状です」と笑顔。「おうちにしっかりした場所に飾らせていただきたいと思います。なるべく飾るんですけど、悪者に見つからないように、盗まれないような位置に飾りたいなと思っています」と笑いも誘った。

　「トップアスリートだけじゃなく、子供たちにとっても、金、ゴールドという言葉は特別なもの。みんなが憧れるもの、目指していくものだと思っています」と金色は特別な色でもあるという。「金色の何かを置いていることは多いですし、アクセサリー、指輪は金も多い。色も好きですし、験を担ぐということで、気持ちをポジティブに向かっていくということは重要なことだと思ってます」とうなずいた。

　今夏のパリ五輪マラソン代表に内定済み。かねてより五輪のみを重要視しない考えを示しているが、「僕の中では全ての大会が大事で、全力でやっていく気持ち」と改めて語った。早大の先輩・瀬古利彦氏からは「大迫どうすんだよ！」と気にかけてもらうことがあるといい、「常に愛を感じてる。いつもありがとうございます」と感謝も語った。

　金製品が一堂に会する展示即売会「大黄金展」は４月２６日～５月５日、札幌三越本階８階の催事場で行われる。