Bリーグ茨城のルーク・メイが仙台戦を欠場 弟のドレイクがペイトリオッツに1巡3番目で指名されたNFLドラフトに参加
バスケットボール、Bリーグ・茨城は27日、同日の仙台戦に主力のルーク・メイが帯同しないと発表した。26日に米デトロイトで行われた米プロフットボールNFLのドラフト会議で実弟のQBドレイク・メイ(ノースカロライナ大)の指名に家族として立ち会うため。ドレイクは1巡3番目にペイトリオッツから指名された。
茨城は公式Xで西村大介社長兼GMのコメントを発表。「本日はルーク・メイ選手はベンチ登録をいたしません。昨日アメリカ・デトロイトで行われたNFLドラフト会場に出席するため一時帰国しております。当ドラフトでは、ルーク選手の実弟ドレイク・メイ氏が1巡3番目にニューイングランド・ペイトリオッツから指名されました」と報告した。今回のドラフトに家族として参加することは2月の契約交渉段階で、契約の条件に入っていた説明。「クラブとしては、その条件下であっても優れた能力を持つルーク選手にチームへ加入してもらうことがB1継続という目標の達成に必要不可欠であると判断し、契約をしております」と説明した。
西村社長兼GMは「アメリカにおいて、NFLドラフトに1巡目で指名されることはとてつもなく名誉なことであり、家族を大事にするルーク選手がその場に参加したいと思うことは十分理解できることです。それでも、ルーク選手自身も、クラブの大事な時期に欠場することに思い悩んでいたことはお伝えしておきます。本日の試合は、ルーク選手の想いも胸に、残ったメンバーでしっかり戦いたいと思います」とファンに理解を求めた。
メイはシーズン途中の2月にチームに加入。チームトップの平均21・7点、平均10・7リバウンドをマークする活躍を見せている。
茨城はこの日、仙台に73-96で敗れた。