110M障害・村竹ラシッド、今季初戦へ「はっちゃけずにボチボチ走れたら」 パリ五輪内定の先輩・泉谷俊介は「刺激になる」

 陸上の織田記念国際は29日、広島市のホットスタッフフィールド広島で行われる。28日に前日会見が行われ、村竹ラシッド(JAL)は「初戦なのであんまりはっちゃけずにボチボチ走れたら」と意気込んだ。

 村竹は昨季、世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録を突破するなどして注目されていたが、昨年4月の織田記念国際で左脚の肉離れを発症。その後レースから離れ、同年6月の日本選手権も欠場した。同年7月のナイトゲームズ・イン福井で実戦復帰したが、けがに苦しんだだけに「無事に初戦を終える事が第一の目標」と、まずは体の感覚を確かめるレースにする。

 世界選手権や世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)で活躍し、パリ五輪代表に内定した順大の先輩・泉谷駿介(住友電工)の存在も「刺激になる」。初の五輪出場に向けて士気を高めていた。

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