日本バスケットボール協会が３０日、今夏のパリ五輪へ向かう女子日本代表候補２３人を発表した。ヘッドコーチは恩塚亨氏。２１年東京五輪銀メダルメンバーの馬瓜エブリン（デンソー）、町田瑠唯（富士通）らを筆頭に、最年少の絈野夏海（１８）＝東京医療保健大１年、オコエ桃仁花（キャピタルズ）、馬瓜ステファニー（エストゥディアンテス）らが名を連ねた。

　身長１９３センチの渡嘉敷来夢（エネオス）は、メンバーから外れた。２月の五輪最終予選（ハンガリー）では、他国にリバウンドで競り負ける場面があったものの、得点力と機動力を生かしたチームコンセプト「走り勝つシューター軍団」を体現し、格上のカナダ、スペインを撃破。３大会連続の五輪切符を獲得していた。

　世界ランキング９位の日本は、五輪本番の１次リーグで、東京五輪で敗れた米国（同１位）、ベルギー（同６位）、ドイツ（同１９位）と対戦する。

　代表候補２３人は以下の通り。

　▽ポイントガード（ＰＧ）　吉田亜沙美、町田瑠唯、本橋菜子、宮崎早織、木村亜美、山本麻衣

、都野七海

　▽シューティングガード（ＳＧ）　川井麻衣、梅木千夏、平下愛佳、絈野夏海

　▽スモールフォワード（ＳＦ）　林咲希、内尾聡菜、東藤なな子、林真帆

　▽パワーフォワード（ＰＦ）　宮澤夕貴、馬瓜エブリン、赤穂ひまわり、馬瓜ステファニー、オコエ桃仁花、野口さくら

　▽センター（Ｃ）　高田真希、朝比奈あずさ