葛西潤が初V パリ五輪内定はならず 東農大2年の前田和摩が大健闘3位 日本選手権1万m

 男子1万メートルでゴールし、手をたたく葛西潤
 優勝した葛西潤(左)。パリ五輪の参加標準記録は突破できなかった
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 「陸上・日本選手権」(3日、静岡スタジアム)

 パリ五輪代表選考会を兼ねて行われ、男子1万メートルは葛西潤(旭化成)が27分17秒46の好タイムで初優勝した。五輪参加標準記録には届かず、内定はならなかった。

 パリ五輪の参加標準記録27分00秒00を目指しての走り。太田智樹、篠原倖太朗、鈴木芽吹、葛西潤、前田和摩が終盤まで争いを繰り広げたが、最後に葛西が抜けだした。

 東農大2年生で、昨年箱根駅伝予選会で日本人1位となるなどスーパールーキーとして話題となった前田が大健闘の3位に入った。

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