“リレー侍”は繰り上がりで4位 100分の1秒差でメダル逃す サニブラウンが欠場で山本が急きょ出場 400Mリレー決勝

 「陸上・世界リレー」(5日、ナッソー)

 男子400メートルリレーの決勝が行われ、日本は38秒45の4位だった。100分の1秒差で銅メダルを逃した。5位でゴールした日本だが、イタリアが失格となったため、順位が繰り上がった。優勝は米国。

 4日の予選で1走を務めたサニブラウン・ハキーム(東レ)は左太ももを痛めたと思われ、欠場。急きょ山本匠真(広島大)が出場した。

 日本は4日に行われた予選では、38秒10の4組1着で決勝に進出。1走をサニブラウン、2走を栁田大輝(東洋大)、3走を上山紘輝(住友電工)、4走を三輪颯太(慶大)が務めた。この結果により、今夏のパリ五輪出場権を獲得していた。

 “リレー侍”の日本は16年リオ五輪で銀メダルを獲得したが、21年東京五輪では決勝でのバトンミスでまさかの失格となっていた。パリ五輪では悲願の金メダル獲得を狙う。

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