ハンド男子代表・オルテガ新監督が合流「非常に責任感じる」 前監督の電撃辞任受け就任 パリ五輪「時間全くない」

 取材に応じるオルテガ監督
 取材に応じるオルテガ監督
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 今夏のパリ五輪に出場するハンドボール男子日本代表「彗星JAPAN」の第1回強化合宿が10日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。この日合流したカルロス・オルテガ新監督は「非常に責任を感じています。最善の力が出せるように集中してやっていきます」と力を込めた。

 男子代表に関しては、チームをパリ五輪出場に導いたアイスランド出身のダグル・シグルドソン氏が男子クロアチア代表監督に就任したと1月29日にクロアチア協会が発表。契約はパリ五輪までだったが、同監督は同3日に日本協会に対して辞意と他国監督に就任する希望を伝え、日本協会もそれを受け入れた。後任に決まったのは元代表監督でスペイン人のカルロス・オルテガ氏で、この日午後から代表合宿に合流した。

 スペインのクラブチームの監督も務めており、今回は数日で日本を離れるという。「時間は全くないし、多くのことはできないと思う。私たちがやるのは大きな手術ではなく、ピンセットで1個1個骨を抜くとか入れるとか、そういう仕事になる。今までと同じスタイルでやりやすいプレーを尊重しつつ、それをピンセットで変えていくということになると思います」と、五輪まで細部を修正していくプランだという。

 日本はパリ五輪1次リーグの初戦で、ダグル元監督が率いるクロアチアと対戦することが決まった。「くじびきなので何とも思っていない。クロアチアだからと特別なことはなく、最善を尽くすだけです」と、冷静に話した。

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