バドミントン “わたがし組”パリ五輪で金取る!「練習から試合のイメージを」公開練習に参加
バドミントンの混合ダブルスでパリ五輪代表に決まっている渡辺勇大、東野有紗組が10日、所属先のBIPROGYが都内で開いた公開練習に参加した。21年東京五輪では銅メダルを獲得し、注目が集まる“わたがし組”。この日も多くの報道陣が駆けつけ、東野は「どんどんカメラが増えてきて緊張します」と照れ笑いした。
ワールドツアーでは世界中を転戦するため、日本にいる間はじっくりと課題に向き合える時間。渡辺は「一球一球の質の部分」を、東野は「前衛での選択肢を増やすこと」に重きを置いて強化に励んでいるという。
現在世界ランキングは3位。上の2組はどちらも中国ペアで、パリ五輪金メダル獲得へ向けて立ちふさがる強敵だ。渡辺は「中国と対戦するには準決勝、決勝に上がらないと(いけない)ということを考えると、1、2回戦も大事にしたい。練習から試合のイメージを持って、金メダルを取りに行く姿勢で日々の練習を過ごしたい」と語り、東野は「今できることに取り組んで、東京五輪での悔しい気持ちをパリで晴らせるようにしたい」と闘志を燃やした。