トランポリン・西岡隆成が初の五輪切符!両親の前で夢舞台決め「母の日に五輪内定を見せられてうれしい」
「トランポリン・グランドチャンピオンシップ」(12日、ヤマト市民体育館前橋)
男女各1枠のパリ五輪代表切符をかけて行われ、男子は昨年の世界選手権銅メダリストの西岡隆成(20)=近大=が初の五輪切符を獲得した。
この日の演技では3位となったが、日本に五輪枠をもたらした選手に与えられるアドバンテージが適用され、対象大会での最高得点が今大会の得点に置き換えられたことで、合計121・680点で優勝した。
初の五輪切符を射止めた。予選では着地点から大きくずれて演技続行が不可となるミスも出たが、アドバンテージの適用で優勝。「できとしては半分ぐらい」と苦笑いしながらも、「楽しかった」とうなずいた。
この日、観客席では父・邦浩さんと、母・裕美子さんが演技を見守った。母の日だったこともあり、西岡は「母の日に五輪内定の瞬間を見せられたのはすごくうれしい」と笑顔。裕美子さんも「最高の母の日になった」と息子からの“プレゼント”を喜んだ。
初の大舞台に向けては「メダルを目標として頑張っていきます」と宣言。高難度の構成を「オリンピックまでに磨いていけたら」と力強く誓った。
女子は東京五輪代表で19年、22年世界選手権金メダルの森ひかる(24)=TOKIOインカラミ=が優勝し、2大会連続の五輪代表に内定した。
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