トランポリン女子・森ひかる 2大会連続五輪!世界選手権「金」の重圧乗り越えた 「アナ雪」衣装&ネイルでありのままに

 優勝し喜ぶ森ひかる(撮影・吉澤敬太)
 左手薬指にエルサの顔が描かれた“エルサのネイル”を披露する森ひかる(撮影・吉澤敬太)
 決勝で高々と舞う森ひかる(撮影・吉澤敬太)
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 「トランポリン・グランドチャンピオンシップ」(12日、ヤマト市民体育館前橋)

 男女各1のパリ五輪代表切符を懸けて行われ、女子は東京五輪代表で2019年、22年世界選手権金メダルの森ひかる(24)=TOKIOインカラミ=が合計112・360点で優勝し、2大会連続の五輪代表に決まった。男子は昨年の世界選手権銅メダルの西岡隆成(20)=近大=が計121・680点で制し、初の五輪。西岡は3位だったが、2人には日本に五輪枠をもたらした選手に与えられるアドバンテージが適用され、対象大会での最高得点が今大会の得点に置き換えられた。

 苦難を乗り越え、再び五輪代表を勝ち取った。森は最初の演技から56・000点の高得点をマークすると右手で力強くガッツポーズ。優勝で五輪が決まると「すごくうれしい」とはにかんだ。

 19年世界選手権の個人で金メダルを獲得したが、重責から「ジャンプも跳べない日があった」。21年東京五輪ではまさかの予選敗退となり、大号泣した。五輪後は一度競技と距離を置いたが「やっぱりトランポリンは楽しい」と再起していた。

 今大会はディズニー映画『アナと雪の女王』のエルサをイメージした衣装とネイルで挑んだ。劇中で主人公・エルサが歌う『Let It Go』の歌詞『ありのまま』が、「響くワードで、気持ちにスイッチが入る」と心に染みたという。

 2度目の夢舞台へは「頑張りすぎず頑張りたい」。今度は“ありのまま”の自然体で挑む。

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