2025年東京世界陸上のロゴが決定! 北口榛花「すごくいいロゴ」橋岡優輝「日本らしさもあり伝統的」

 25年世界陸上のロゴを見つめる北口榛花
 写真に応じる(右から)橋岡優輝、北口榛花、小池百合子東京都知事、ロゴのデザインを制作した中川亮さん
 東京開催となる2025年世界陸上のロゴ©WCH Tokyo 25
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 東京2025世界陸上財団は13日、来年の世界選手権の大会ロゴを発表した。大会会場となる国立競技場で記者会見を行った。

 ロゴは「TOKYO」の「T」「Y」「O」があしらわれたデザインで、陸上トラックをほうふつとさせるストライプや、日本ならではの日の丸が織り込まれた。ロゴに使用された色は3色。多様性を意識した中で、多くの色を混ぜた時にできる「黒」、金メダルの「金」、情熱を表し、日の丸でもある「赤」が使われた。デザイン制作者の中川亮さんは「それぞれの人たちが東京や日本の持つ文化に魅了されるような、スポーツ大会としてはもちろん、背景としての日本、東京、に魅了されるような大会になったら」と期待を込めた。

 女子やり投げで昨夏の世界選手権金メダリストの北口榛花(JAL)は「まだ1年も先なのに、先にこっちに緊張しちゃうような感じ」と笑いつつ、「陸上の緊張感や疾走感をすごく感じた。日本らしさも一緒になっていてすごくいいロゴ」とうなずいた。お気に入りの部分は日の丸の部分だといい、「海外に遠征しはじめて、海外で出た記事を翻訳したときに、『日いずる国の北口が』という風に翻訳されたのをすごく思い出した。日本と陸上を象徴できるようなすばらしいロゴ。これから世界中のアスリートがロゴの場所を目指して切磋琢磨(せっさたくま)してくると思う。自分もしっかり準備できたら」と気を引き締めていた。

 男子走り幅跳びで東京五輪代表の橋岡優輝(富士通)も「日本らしい和のテイストと直線が表すトラックの雰囲気がうまくあいまっている。東京の『O』が日の丸の形として入り込んでいるのが、日本らしさもあり、伝統的であり、品のあるいいロゴ」と好感触。「2025年にはこのロゴがアイコンになる。とてもうれしいなと思うのと同時に今から緊張していますし、本当に頑張らないとなと思います」と爽やかに笑った。

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