“最強兄妹”阿部一二三、詩が睡眠のこだわり明かす 昼寝合わせて1日9~10時間「稽古の次に大事」 エアウィーヴのパリ五輪モデル体験

 体形を測定する阿部一二三(右)と詩(中央)
 エアウィーヴのイベントに出席した阿部一二三(左)と詩(右)
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 パリ五輪で2連覇を狙う柔道男子66キロ級代表の阿部一二三(26)、同女子52キロ級代表の阿部詩(23)=ともにパーク24=が14日、都内で寝具メーカー・エアウィーヴの日本選手団へのマットレス事前提供サポート発表会に出席し、パリ五輪モデルの寝具を体験した。

 パリ五輪の選手村にも寝具約1万6000床を提供する同社が、同等の機能を持つベッドマットレスを日本選手団に事前提供。これまでも同社のサポートを受けてきた一二三は「同じ環境で寝ることができるのは幸せ。体の心配をせずに大会に挑める」と、喜んだ。詩も「良い睡眠がとれていて、よく稽古できています。東京五輪後に両肩を手術して、最近は腰痛もある。このマットレスで寝ることで痛みが半減する実感がある。助かってます」と、笑顔で語った。

 ともに睡眠にはこだわりがあり、稽古の合間の昼寝を含めて、1日9時間~10時間の睡眠時間を確保しているという。「寝る前に携帯を見ないようにして、ベッドに入ったら目をつぶって、寝ることだけを意識している。僕自身も結構寝るのが好き。枕だったり、布団だったり、こだわっている。家に枕は5個ぐらいある。1個しか使ってないが、色々試したりしてる」(一二三)、「肩がすごく痛くなってしまうので、位置とか枕との関係なんかは意識していますね。(睡眠は)すごくアスリートにとって稽古の次に大切。落ち着ける場所にしたいので、照明やマットレス、枕の形だったり、結構こだわり。合宿にもしっかり持参したりしてます」(詩)と語った。

 パリ五輪本番まであと約2カ月。同日連覇を狙う最強兄妹は「いつもどおりの調整すれば負けない。体のコンディションを整えたい」(一二三)、「東京五輪の前は両肩の怪我があったけど、今は大きな怪我もなく順調に進んでいる。気を引き締めて本番まで歩んでいきたい」(詩)と、誓った。

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