石川祐希が“世界最強”ペルージャ移籍 イタリア1部リーグ10季目 6チーム目「僕にとって完璧なチームと思った」
バレーボール男子日本代表主将の石川祐希(28)が、イタリア1部リーグ・セリエA10季目となる来季からペルージャに移籍することが決まった。14日に同チームが公式ホームページを更新し、発表。中大1年時に初参戦した14年からモデナ、ラティーナ、シエナ、パドヴァ、ミラノと渡り歩いて6チーム目となる。
ペルージャは23年世界クラブ選手権で2連覇を達成し、“世界最強”と称される超強豪。セリエAの昨シーズンでも圧倒的な強さを誇り、石川が所属していたミラノを準決勝で、高橋藍がいるモンツァを決勝で退け、優勝を果たした。
石川の昨シーズンは、自己最高の3位。最終戦では両チーム最多の28得点を挙げて、MVPを獲得し、世界トップ選手が集まるセリエAで、存在感を示していた。
現在は1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得を目指して日本代表活動中。今夏のパリ五輪(7月26日開幕)へ向けて国内調整を続けており、ネーションズリーグ1次リーグ第2週・北九州大会(6月4日開幕)から実戦復帰予定となっている。
石川は「ペルージャは僕にとって完璧なチームだと思った。(本拠地の)パラバルトンでファンの皆さんの前でプレーするのが待ち遠しい」とコメントした。