幕下で二番後に取り直しの珍事 大野城と納谷が4分超の長い相撲 行事「二番後、取り直しにございまする」SNS「初めて見た」
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「大相撲夏場所・5日目」(16日、両国国技館)
幕下四十八枚目大野城と幕下四十五枚目納谷の取組が、二番後に取り直しとなる珍事があった。頭をつけあったまま4分が経過する長い相撲となり、行事が両者のまわしをたたいて分け、「双方とも取り疲れましたるゆえ、二番後、取り直しにございまする」と告げた。土俵には「二番後 取り直し」と掲げられ、両者は疲れた表情で花道を引き揚げた。
NHKBSの中継では、十両以上なら水入りとなって両者が同じ姿勢から再開するが、幕下力士の場合は一度離れて、2番後に取り直すルールが説明された。
両者が土俵に再び上がると、取り直しの一番では納谷が送り出しで大野城に勝ち、3勝目を挙げた。
SNSでは「久しぶりに二番後取り直しを見た」「取り直し、初めて見た!大野城vs納谷」「取り直しにございまするぅ~」などと珍事に沸き、「取り直しで納谷が勝ち!!お疲れ様でした」とねぎらいのコメントもあった。