橋本大輝がNHK杯棄権 15日の練習中に右手中指負傷 五輪へ大事を取る形に 内村航平さん以来の4連覇逃す

 公式練習の会場を引き揚げる橋本大輝=15日
 公式練習に参加した橋本大輝=15日
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 日本体操協会は16日、男子で東京五輪2冠の橋本大輝(セントラルスポーツ)が「右中指側副靱帯損傷」のため、NHK杯(高崎アリーナ)を棄権すると発表した。

 15日の公式練習で平行棒を練習していた際、右手中指を負傷。既に内定済みのパリ五輪に向けて大事をとって棄権することとなった。

 橋本は4月の全日本個人総合選手権を優勝しており、同大会の得点を持ち越すNHK杯での優勝最有力候補。2009年から2018年まで10連覇した内村航平さん以来の4連覇がかかっていた。

 男子は1日目が17日に、2日目が19日に行われる。内定済みの橋本以外のパリ五輪代表が決定する。

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