初五輪狙う岡慎之助が首位発進!萱和磨2位、34歳・田中佑典3位奮闘 大本命・橋本大輝棄権のNHK杯

 岡慎之助のつり輪
 岡慎之助の床運動
 萱和磨のあん馬
3枚

 「体操・NHK杯」(17日、高崎アリーナ)

 体操で今夏のパリ五輪最終選考会を兼ねて開幕。4月の全日本選手権の得点を持ち点に、男子1回目が行われた。

 21年東京五輪2冠のエース・橋本大輝が右手中指の突き指で棄権。優勝大本命がいない中での大会。初Vと初の五輪切符を狙う岡慎之助(徳洲会)が3日間合計258・196点で首位発進。萱和磨(セントラルスポーツ)が合計256・495点で2位。2大会ぶり五輪出場を狙う34歳の田中佑典(田中ク)が合計255・128点と奮闘し、三輪哲平(セントラルスポーツ)が合計254・593点で4位、杉野正尭(徳洲会)が合計254・363点で5位だった。

 ◆体操のパリ五輪代表選考 男女ともに5人。男子は昨秋の世界選手権で個人総合2連覇の橋本が既に決定し、4月の全日本選手権の得点を持ち点に争うNHK杯で上位2人を選出。残り2人はチーム貢献度で決まる。チーム貢献度は種目別で強いスペシャリストが有利。個人総合で選ばれた選手とチームを組んだ場合に団体総合の得点が最も高くなる選手を選び、男子の1人はNHK杯10位以内。

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