遠藤が7連勝 ストレート勝ち越し王手「勝っていることが何より」
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「大相撲夏場所・7日目」(18日、両国国技館)
十両遠藤(追手風)が土つかずの7連勝を飾った。白熊(二所ノ関)を鋭い踏み込みで当たって起こし、相手の足が流れたところを引き落とした。
素早く反応したこの日だけでなく、今場所は動きの良さが目立つ。「(反応)できているか、できていないかはわからないですけど、勝っていることが何よりですね。星が出ているのはいいこと」。淡々とした表情で、結果を前向きに捉えた。
2016年の春場所以来8年ぶりに十両に転落。それでも、土俵に上がれば幕内に負けないほどの大歓声を連日受けている。「すごくうれしいですね」と力になっている様子。1場所での幕内返り咲きへ、まずはストレートでの勝ち越しに王手をかけた。