25歳のサニブラウン、若手台頭に感慨「ベテランの歳に入ってきた」19日セイコーGGPでの五輪内定へ自然体「予選から切るくらいで」

 ポーズを決める男子100メートルの(左から)坂井隆一郎、サニブラウン・ハキーム、柳田大輝(撮影・堀内翔)
 セイコーゴールデングランプリ陸上への思いを語るサニブラウン・ハキーム(撮影・堀内翔)
 (左から)佐藤拳太郎、橋岡優輝、村竹ラシッド、北口榛花、柳田大輝、サニブラウン・ハキーム、坂井隆一郎、田中希実(撮影・堀内翔)
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 陸上男子100メートルで世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(25)=東レ=が18日、都内で行われたセイコーゴールデングランプリ(19日、国立競技場)の前日会見に出席した。今大会でパリ五輪参加標準記録(10秒00)を突破すれば、その時点で五輪代表に決まるが、「いつも通り自分のやるべきことをやって走るだけかなと。予選から標準記録を切るくらい出していければいい。(標準記録は)気づいたら出ているかな?という感じで(意識せず)いつもやっているので、明日出せたらいいなと。あまり気負わずいきたい」と自然体で語った。

 また、会見には、10秒02の自己記録を持つ23年アジア選手権王者の柳田大輝(20)=東洋大=らも同席。10代から活躍してきたサニブラウンは、若手の台頭に「下の代がちょろちょろ出てくる時期になってきたかなと。自分もだんだんベテランの歳に入ってきたかな」と感慨深げ。今月の世界リレー(ナッソー)でも日本チームで最年長となっただけに「(自分も)下の世代を引っ張っていける選手にならないといけないし、柳田選手のような選手がもっともっと出てくれば日本の陸上競技界ももっと発展できると思う」と期待を込めた。

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