引退の清水希容が最後の演武 空手女子形で東京五輪銀メダル
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2021年東京五輪の空手女子形で銀メダルに輝き、13日に現役引退を発表した清水希容(ミキハウス)が19日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で行われた大会で特別に演武を披露した。鬼気迫る動きで拍手を浴び「感謝を込めた。一線を退いても空手家であることは変わらない」と晴れやかな表情で競技生活に別れを告げた。
清水は世界選手権を2大会連続で制し、日本選手権は7連覇した。近年は両膝のけがに苦しみ「ベストが出せない状態で試合に臨むのは嫌だった」と4月ごろに引退を決断したという。
印象的だった大会には東京五輪を挙げ「本当に嵐のような期間だった。五輪の経験で競技人生が一番変わった」と振り返った。