体操男子五輪代表5人が決定 残り2枠は杉野正尭と谷川航 34歳田中佑典は2大会ぶり返り咲きならず
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「体操・NHK杯」(19日、高崎アリーナ)
パリ五輪最終選考会を兼ねて、男子2回目が行われ、岡慎之助(20)=徳洲会=が初優勝を飾り、初の五輪代表入りを決めた。2位の萱和磨(セントラルスポーツ)も2大会連続五輪代表入りを決めた。貢献度による残り2枠には、杉野正尭(徳洲会)、谷川航(セントラルスポーツ)が選出された。杉野は初五輪、谷川は2大会連続。すでに内定している東京五輪2冠の橋本大輝(セントラルスポーツ)を含めた5人で、16年リオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりの団体金メダルを狙う。
史上2人目となる2大会ぶりの“返り咲き”を狙った34歳の田中佑典(田中ク)は惜しくも届かなかった。
◆体操のパリ五輪代表選考 男女ともに5人。男子は昨秋の世界選手権で個人総合2連覇の橋本が既に決定し、4月の全日本選手権の得点を持ち点に争うNHK杯で上位2人を選出。残り2人はチーム貢献度で決まる。チーム貢献度は種目別で強いスペシャリストが有利。個人総合で選ばれた選手とチームを組んだ場合に団体総合の得点が最も高くなる選手を選び、男子の1人はNHK杯10位以内。