BL東京 我慢の逆転勝利 初の決勝進出!会心トライのフランカー佐々木「感情爆発した」
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、BL東京28-20東京SG」(19日、秩父宮ラグビー場)
レギュラーシーズン2位のBL東京が同3位の東京SGに28-20で逆転勝ちし、3季目のリーグワンで初めて決勝に進んだ。26日に東京・国立競技場で2季ぶりの優勝を狙う埼玉と対戦する。BL東京は前半を7-10で折り返し。後半2分にフランカー佐々木のトライでリードを奪い、2トライを追加した。3位決定戦(25日・秩父宮)は東京SGと横浜が顔を合わせる。
喜びがあふれ、自然と左腕を突き上げた。後半2分に逆転のトライを決めたフランカーの佐々木は「チーム全体で我慢して、自分たちのペースを生み出した中でのトライだったので感情が爆発した」とガッツポーズのシーンを振り返った。
前半30分までは東京SGのプレッシャーに押され、防戦一方だった。それでも何とか3点差で耐えしのぎ、後半開始早々の逆転劇につなげた。トッド・ブラックアダーHCは「腕相撲のような一進一退の攻防だった。最後に勝った選手たちを誇りに思う」とたたえた。
決勝の相手はリーグ戦で唯一負けた埼玉だ。佐々木のラグビー人生において、全国規模の大会での決勝は初めての経験となる。「未知の感覚。過剰に相手を見すぎないように、自分たちのやることにフォーカスできれば」と国立での最終決戦へ意気込みを示した。