男子バレー・高橋藍 サントリー入団決定 兄・塁も歓迎「Welcome to SUNTORY SUNBIRDS」
バレーボール男子日本代表アタッカーの高橋藍(22)がサントリーに入団することが20日、決まった。クラブが同日に発表した。28日に記者会見する。
サントリーは、2023~24年シーズンに2年ぶり10度目のVリーグ優勝を果たした。さらに5月の全日本男女選抜大会でも、2大会ぶり10度目の頂点に立ち、国内大会2冠を達成。世界クラブ選手権で3位にもなった強豪だ。
高橋は東京五輪に出場し、29年ぶりの8強に貢献。大学に籍を置きながらイタリア1部リーグで活躍し、23~24年シーズンにプレーしたモンツァでは攻守の軸として準優勝の原動力となった。今春に日体大を卒業した。
サントリーに所属する兄の塁(24)は、自身のインスタグラムを更新。同じチームに移籍することが決まった弟を祝福した。「Welcome to SUNTORY SUNBIRDS」とつづり「一緒にバレーボールします。今後ともらんるいの応援よろしくお願いします」などと記した。
◆高橋 藍(たかはし・らん)2001年9月2日、京都市出身。兄・塁の影響により小学2年で競技を始めた。京都・東山高3年時に春高バレー優勝。20年2月に日本代表に初選出された。同年4月に日体大に進学。同年11月にイタリア・1部リーグのパドバと契約し、モンツァに移籍。23-24年シーズンは準優勝した。東京五輪代表。ポジションはアウトサイドヒッター。188センチ、83キロ。