人気ＴＶアニメ「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ」シリーズ史上初となるフィギュアスケートのアイスショー「ワンピース・オン・アイス～エピソード・オブ・アラバスタ～」の再演に、昨夏の初演版のキャストが全員そろうことが決定した。

　２２年、２３年世界王者の宇野昌磨さんが主人公のモンキー・Ｄ・ルフィを演じることが発表されていた。麦わらの一味として、ロロノア・ゾロ役に田中刑事さん、ナミ役に本田望結、ウソップ役に織田信成（大阪スケート倶楽部）、サンジ役に島田高志郎（木下グループ）、チョッパー役に渡辺倫果（ＴＯＫＩＯインカラミ・法大）が決まった。

　アラバスタ王国の王女・ビビ役には本田真凜さん、反乱軍のリーダー・コーザ役に友野一希（上野芝スケートク）、そして、ルフィに立ちはだかる強敵、クロコダイル役として無良崇人さんが出演する。さらに、クロコダイルが率いる悪の組織「バロックワークス」のメンバーをはじめ、アラバスタ国王・コブラや、ペル、チャカ、トト、国王軍・反乱軍を演じたアンサンブルキャストも含め、全キャストが再集結する。

　宇野さんは「誰ひとり欠けることなく、キャストが揃うことがうれしいですし、スタッフも含め、またみんなと再会できることが楽しみです。去年の公演を振り返っても、ひとつのアイスショーにこれだけ時間をかけたのは初めてで、全員で熱量を込めて作品を創り込んでいく経験をしたことはなかったですし、公演後も“いいショーができた”という達成感とともに『また集まりたいね』と話していました。ひとりひとりの出会いが貴重で、いまではみんなが“仲間”だなと思います」とコメント。再演に向け、「さらにパワーアップしたルフィをお届けできるように、腕にももっと筋肉をつけ、肉体から役作りに挑もうと思っています」と意気込みを見せた。

　公演は２４年９月７～８日に、ららアリーナ東京ベイ（千葉県船橋市）で行われる。各日２公演、全４公演を開催予定。