最速Vの大の里、7場所目での優勝にも「親方から『これが目標じゃないぞ』。また来場所に頑張る」
「大相撲夏場所・千秋楽」(26日、両国国技館)
新小結大の里が阿炎を破って12勝3敗で初優勝を果たした。初土俵から所要7場所目の初V。今年春場所の尊富士の10場所を上回る史上最速で、幕下付け出しでも1972年夏場所の輪島の15場所目を上回る史上最速優勝となった。
大の里の支度部屋で一問一答は以下の通り。
-土俵下でどんな思いが。
「優勝したなって、実感がわきました」
-重圧は。
「そこまで考えてなかった」
-攻めの意識は。
「落ち着いて対応できたのでよかった」
-石川県に最高の結果。
「本当にたくさんの方が見てくれたと思う。最高の結果で5月場所を終われたのでよかった」
-長かったのでは。
「15日間、長かったけど、最後優勝という形で終われてよかった」
-7場所目での優勝。
「昨日親方から『これが目標じゃないぞ』と言われた。また来場所に向けて頑張っていきたい」
-師匠の存在。
「本当にその言葉をいただいて、気持ちが楽になった。その一番に集中することができた」
-優勝への意識はいつ頃から。
「本当にずっとしてました」
-土俵上で歓声を浴びて。
「すごい声援だった」
-今後は。
「これからも親方の言うことを守って、稽古に精進して、上へ上へと頑張りたい」