高橋藍、日本でプレー選んだ理由 伊での3年で「高橋藍というプレーヤーが一定の評価」新リーグに魅力「世界トップが日本に。成長出来る環境と感じた」
バレーボール男子日本代表で、来季からVリーグ「サントリー・サンバーズ」に移籍することを決めた高橋藍(22)が28日、午前10時から都内で入団会見に臨んだ。高橋は日体大在学中の21年12月からイタリア1部・セリエAでプレー。23-24年シーズンはモンツァで主力として活躍して、チームの準優勝に貢献していた。
背番号12の来季の新ユニホームに袖を通した高橋は「24-25年シーズンから日本でプレーすること、サントリー・サンバーズでプレーすることを選びました。3年間イタリアで挑戦してきました。パリ五輪に向けて、3年間で多くの経験をしたいという思いでイタリアに渡り、セリエAで挑戦してきました。直近ではプレーオフで決勝まで進出するという新しい経験も得られ、3年間ですごく成長できたことを実感します。今回日本でのプレーを選んだのは、新たな環境で身を置き、バレーボール選手としてさらに成長するためです」と、移籍に理由を説明した。
3年間のセリエA挑戦で「イタリアで3年間プレーしたことにより、高さや強さを肌で感じることができ、イタリアでは高橋藍というバレーボールプレーヤーとして一定の評価を獲得し、それが自信へとつながりました。イタリアで引き続き、レベルの高い中でプレーすることも自身の成長につながると思うのですが、新たな環境、違う国のバレーに挑戦することでさらに成長の幅が広がるのではないかと考えました」と、次のステップに進むことを決断。「ポーランド、トルコリーグも検討していましたが、もう1つSVリーグが選択肢となりました。SVリーグを選んだ理由としては、新リーグに移行することで、今、最も注目されていることや現日本代表が体現しているように、日本のバレーボールは緻密で世界に通用するバレーボールです。そこに外国人枠が広がることで世界のトップ選手が日本にくることをニュースで目にしていたので、日本の緻密なバレーボールに世界トップ選手が加わることでさらに自身が成長できる環境だと感じました」と、明かした。