バレー女子 日本はブラジルとフルセット激闘も惜敗 2連敗で3勝2敗に 古賀紗理那は「2セット目の入り」を反省

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本2-3ブラジル」(28日、マカオ)

 パリ五輪出場権獲得に影響する大会の1次リーグ第5戦で、世界ランキング8位の日本は同2位・ブラジルと対戦。フルセットの激闘の末、2-3で敗れた。日本は連敗で3勝2敗となった。

 第1セットを26-24で先取したが、第2セットは24-26。第3セットは古賀紗理那の得点などで25-19で奪ったが、第4セットは中盤から失点を重ねて20-25で落とした。15点先取の第5セットは古賀、黒後愛らの奮闘で粘ったが、11-15で力尽きた。

 古賀がチーム最多の29得点、イタリア1部リーグでプレーする石川真佑(ノバラ)が22得点と躍動したが、最後はブラジルの底力に屈した。

 古賀は「2セット目の入りで失点するケースがあった時のチームの雰囲気で負けてたかな」とし、「この大会が次のパリの出場権がかかっているということで、勝っていかなければいけないが負けてしまったので切り替えて次のフランス戦に備えたい」と語った。

 日本は初戦で同1位・トルコをフルセットの末に撃破。2戦目のブルガリア、3戦目のドイツにも快勝したが、4戦目で同3位・ポーランドに敗戦した。

 女子代表はパリ五輪切符を獲得しておらず、今大会1次リーグ終了時点の世界ランキングでの出場権獲得を目指している。日本は30日にフランス、31日にはライバル・中国、6月1日にドミニカと対戦が続く。

 ◆バレーボール女子のパリ五輪への道 12カ国が出場する。すでに7カ国(開催国のフランス、トルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国)が決まっている。残りは5枠。ネーションズリーグ1次リーグ終了時点(6月17日)の世界ランクで争われる。日本が出場権を獲得する方法は以下の2通り。①「中国(同6位)を抜き、アジア&オセアニア国でトップに立つ」、②「すでに出場権を獲得している7カ国と、まだ出場権を得ていないアフリカ大陸トップを除いた上位3位に入る」。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス