史上最速V大の里の1学年先輩・嘉陽が初土俵から2年で新十両 「刺激になっている。自分も頑張らなきゃ」

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開いた。嘉陽(24)=二所ノ関、生田目(なばため、22)=二子山=の新十両昇進、藤青雲(26)=藤島=の再十両を決めた。

 日体大出身の嘉陽は初土俵から2年での新十両。「うれしかった。自分の同級生もたくさん関取衆が出ていたので、早く上がりたいと思っていた」と心境を語った。同じ二所ノ関部屋で中学、高校、大学の同級生である十両白熊、1学年下の小結大の里は、昨年秋場所で一足早く関取となっていた。大の里は夏場所で史上最速V。嘉陽は「すごいなと。刺激にもなっている。自分も頑張らなきゃ」と後輩の偉業も発奮材料に活躍を誓った。

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