日本ラグビー協会は３０日、６月６日から宮崎市で始まる合宿に参加する日本代表として、ＦＷのリーチ・マイケル（ＢＬ東京）やバックスの松田力也（埼玉）ら３５人を発表した。テストマッチの出場経験がない選手は１２人。大学生はＦＷの森山飛翔（つばさ）＝帝京大＝と佐藤健次（早大）の２人が選ばれた。

　昨年のＷ杯フランス大会代表からは１５人が入った。都内で会見したジョーンズ・ヘッドコーチ（ＨＣ）は「２０２７年Ｗ杯でトップ４入りするため、チームを再構築しないといけない。若い選手を選んでいくことが大事」と語った。

　６月２２日のイングランド戦（東京・国立競技場）は昨年のＷ杯後、ジョーンズＨＣが就任して初のテストマッチとなる。ＦＷ姫野和樹（トヨタ）や稲垣啓太（埼玉）、バックスの松島幸太朗（東京ＳＧ）は負傷などにより外れた。