村竹ラシッド 五輪内定へ「日本選手権への弾みつけたい」 布勢スプリント110Hで13秒1狙う

 2日のレースに向け気合十分の村竹ラシッド(撮影・中田匡峻)
 2日のレースで1位を目指す村竹ラシッド(撮影・中田匡峻)
 会見中、笑顔を見せる村竹ラシッド(撮影・中田匡峻)
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 「陸上・布勢スプリント」(2日、ヤマタスポーツパーク陸上競技場)

 前日会見が1日、同競技場で行われ、男子110メートルハードルで13秒04の日本記録を持つ村竹ラシッド(22)=JAL=は「日本選手権へ弾みをつけたい」と、日本選手権優勝への突破口とする構えをみせた。

 すでに五輪派遣標準記録を突破しており「コンディションがいい中で走らせてもらえるので、13秒1はほしい」と目標タイムを設定。五輪でのメダルも見据え「13秒0台から12秒台を安定して出さないと世界で戦っていけない。その数字が安定して出ると、おのずと世界の壁を越えられるんじゃないかと思う」と話した。

 女子100メートルに出場する君嶋愛梨沙(28)は「11秒1台を出したい。パリ五輪へ向けて11秒1~2台を日本選手権までの試合で出すことができれば、ランキングで五輪の可能性も出てくる。来年の世界選手権にもつながる」と自己ベスト11秒36の更新を掲げた。16年リオデジャネイロ、21年の東京五輪はとともに出場がかなわず、18年の平昌五輪はボブスレーで出場を狙ったが惜しくも逃した。「今年29歳になる。次のロス五輪までは陸上をしっかりやっていきたいという気持ちがあるので、五輪には強い思いがある」とパリへのこだわりを口にした。

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