貴景勝「このままじゃ終われない」若手台頭で復活へ闘志 名古屋場所で9度目かど番

 大相撲夏場所を首のケガで途中休場した大関貴景勝(常盤山)が1日、両国国技館で行われた元幕内石浦の間垣親方の引退相撲に参加した。幕内土俵入りに加わり、取組には入らなかった。

 7月の名古屋場所は9度目のかど番となる。夏場所の中日ごろには基礎運動を再開。「やれることをやっていました」と明かし、相撲をとる稽古の再開については「早ければ早いほどいいけど、段階を踏んでいく」と慎重な姿勢を示した。

 夏場所では小結大の里が初土俵から所要7場所目で史上最速優勝。テレビ観戦していたという貴景勝は「自分も10歳から相撲をやってきて、このままでは終われない気持ちはある」と、復活への並々ならぬ闘志をのぞかせた。

 6月は巡業もなく、稽古と調整にじっくり向き合えるのは、休場明けの身としてはプラス材料。「いい方向にとらえて、しっかり体を作ってやっていきたい。このままじゃ終われない。自分に負けず、自分がこうやっていくと決めたことを場所までやっていきたい」と力を込めた。

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