桐生祥秀は10秒19で7位 体調不良で苦悩の2カ月「陸上人生で一番しんどい」 日本選手権で一発チャンス狙う 布勢スプリント

 「陸上・布勢スプリント」(2日、ヤマタスポーツパーク陸上競技場)

 男子100メートルは鈴木涼太=スズキ=が10秒06で2連覇した。山本匠真=広島大=が10秒08が2位に入り、坂井隆一郎(26)=大阪ガス=は10秒12で3位だった。16年リオデジャネイロ、21年に行われた東京五輪代表の桐生祥秀(28)=日本生命=は10秒19で7位だった。いずれも五輪派遣標準タイムの10・00には届かなかった。

 桐生は「4~5月までタイムも体調面でもうまくいかず、陸上人生で今年が一番しんどい。でもそんな中で今日、今シーズン初めて(予選、決勝の)2本走れたので、日本選手権は3本走れれば」と苦しい胸の内を明かした。

 体調面では「発熱などで、全然練習できていなかった。2週間まるまる練習できたことがなかった。体重も落ちて、戻ったと思ったらまた体調不良」と不安定な2カ月を振り返った。「今日もスパイクを履いてから4日目くらい。だから日本選手権まで3週間、体調を崩さず練習を積めれば、盛り返すことは可能だと思う」とパリ五輪代表権獲得へ最後のチャンスとなる27日からの日本選手権への意気込みを示した。

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