橋本大輝、負傷の右手中指は順調回復「焦っても変わらない」 2度目五輪へ意欲「金メダルが本当に取りたい」 

 体操男子で東京五輪2冠の橋本大輝が2日、ナショナル強化合宿前に都内で報道陣の取材に応じた。今夏のパリ五輪に向けて「金メダルが本当に取りたい。しっかり目の前のことをやっていきたい」と力強く誓った。

 右手中指の負傷で、5月のNHK杯は大事をとって棄権していた。その後は順調に回復しており、現在は主に体力トレーニングを行っている。今回の合宿の後半からは器具での練習も再開する予定で「焦っても何も変わらない。一番はオリンピックで結果を出すことなので、ちゃんと治療していきたい」と冷静に見据えた。

 NHK杯では五輪団体メンバー5人が出そろった。東京五輪で日本は団体銀メダルで、金メダルまでわずか0・103点だった。悲願の金メダルへ、各自が着地や技の精度などの課題を挙げる中、「全員が『日本が一番だ』って思ってやることが一番必要。全員が目標をぶれずに最後まで戦っていきたい」と日本のエース。2度目の夢舞台へ燃えたぎっていた。

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